合剤で優勝

優勝してないんですけど、そういうファイル名にしてしまったから仕方がない

 だるい、なんでだ、軽躁は一度味を占めるともうダメ、動けるんだよ……不当に、いまはとても倦怠感を識別している、軽躁がおかしいのだろうか、しかし軽躁であろうができないような難事業を人間たちはなしている、しかも毎日!正気をうたがうが実際なのだからいたしかたがない。青葉に巣食う暗闇のように、不自由を忘れている。本当に何があれば行動ができるのか皆目見当もつかぬ、なぜなら自分はどれほど合剤をぶち込もうが動けないからであるのだが、たしかにOTC医薬品なんか併用しているからいつまでたっても動けるようにならないというのは一理あるのかもしれない、しかしそれにしてもこの深夜の唐突なライティングである、それは構わないか。兎に角慢性的に腹痛があり胃を傷めている気がしてならないが、そうは言えども腹痛を放置することもまた、作業の円滑な実行の妨げになるからして痛み止めを服用するのだが、痛み止めというかその痛み止めであるところの合剤でもあるところのOTC医薬品はまずカフェインがご多聞に漏れず配合されているからこの時点で確実に胃に悪いのだが、其れでなくともロキソプロフェンは其れだけでも胃に悪いことであるし医薬品なんて大抵体に悪いのだが、体が悪い以上、いかに体に悪い成分であろうがいわば寿命の代償に能力を手にするように自身を傷めつけても動かさなければ人間の生活は遅れないのだから、胃がおかしくなるのもある程度はやむなしなのだ、ではしらふで発狂していろとでもいうのだろうかというはなしでもこれはある。抗うつ薬を服用しないとニュートラルにならない人間が抗うつ薬の服用から逃れられないように、身体的な不活性の過度からは医薬品で無理にでも活性を引き上げなくては逃れられない、そう信じてやまない。胃、そう、胃なのだ、どの臓器がいかなる理由で悪いかの鑑別診断はたとえ素人判断だろうがある程度できなければ、日付が変わるのを見届けることすらできない。今日を歩けないといっている。ある程度のあたりがつかないと対処ができない。睡眠の不足、食糧の不足、気圧、感染症、アレルギー、この辺の判別をしないとならない。ことあるごとに原因を問いただすのが大仰で滑稽だというのは簡単だが、早期発見早期治療という言葉もあることだし、そうではないのかもしれないけれど、風邪のような症状が本当に風邪なのか、つまり感染症なのか、単に食料等の不足からくるいわば感染症の陰性なのかという判断は、とりあえず医者に診せるかそもそも何の薬を飲むのか、服薬の必要はなく睡眠や食事をすれば速やかに改善するのか、といった判断の参考として必要ではないのか?もちろん風邪とよばれる多くに対しては、対症療法しかないという点で、風邪以外と大差はないのかもしれないが、そうはいえどもこちらの気分、というか、多少の無理がきくかきかないかの判断には影響が出る。疲れているだけなら無理をしがち。だからいつでも疲れている。とはいえ、たとえば腹痛にさいしてそれが食中毒であった場合などはそのことに気がつかなかった場合の被害は大きいはずだし、特定の疾患であれば打てる手立てがある場合もあるだろう。自分は内科の知識がないので、このあたりにはぼんくらだが。ぼんくらでない対象などないが。食料の不足と気圧では、取りうる対処の違いが大きい。食料ならすぐにでも、動けるうちに食事をとらねばならないが、気圧である場合、よこになってなれるか気圧が上昇するまたは安定するのを待つしかない。もし食事が不足しているのに気圧だと判断してじっと横になっていれば、不愉快で迷惑な、倦怠感やアレルギーのような症状、頭痛、意識があいまいになる、ものの輪郭がろくに見えない、などの現象は改善するどころか悪化の一途をたどる。これはひどい迷惑。ここまで述べていればわかるだろうが、私は体調不良にかかわることを大げさだという姿勢を憎んでいる。きっとよほど頑丈か鈍感な身体をお持ちなのだろうと僻みを隠さずに稚拙な嫌味をぶつける程度には。立ちくらみがよく起こる人間なので、すぐに座り込まないと倒れたりしてより大きな迷惑を人にかけるのではないかという懸念とともに生活しているというのもある。または、嘔吐してしまうだとか、単に動けないことが予定に組み込まれていないために、動けないことで締め切り等に間に合わない作業がでるだとか。これは私の不健康萌えとは関係ない単なる不健康だ。もしくは虚弱というほうが良いか。