映画の感想

インサイド」の感想です。ネタバレします。

インサイドといえば、「屋敷女」の原題としてご存知の方も多いと思います。「屋敷女」をご存知の方が多くない?うーん……。

屋敷女」といえば、ちょっと調べれば私でも見つけられる有名スプラッターだと思います。流血に次ぐ流血に次ぐ人体損壊というイメージがあります。見てないので。いや、見るなら無修正で見たい、でも、DVD買おうかな、どうしようかな、どうしようかな、と考え続けてはや3年。とうとうリメイクされてしまいました。

だから見に行きました。あの「屋敷女」のリメイク、さぞかし……。まあでも製作者にアメリカ人(偏見)がいるし、しかもなんか「パラノーマル・アクティビティ」とか宣伝に書いてあるし、まあ、うん。だって、だから、「決定的なシーンはないけど雰囲気で超怖い」「状況が心理的に恐怖」みたいな奴だと想像してるんですが、「パラノーマル・アクティビティ」は。

私は別に、怖い思いがしたいのではなく、ただただ壊れる人体が見たいんだ!物理的に!暴力で!よって、宣伝文に「パラノーマル・アクティビティ」が出てくるのは正直減点要因なんですよ。「パラノーマル・アクティビティ」見てないけどね。

しかも、R15+?R15+だと?あの「グリーン・インフェルノ」でさえもっと年齢制限あった気がしたがな。先の「グリーン・インフェルノ」は、食人族的な話かという思いみがあったのですが、というのは、そういうストーリーラインが好きではなさそうなので、ともあれ、それ以下って。R15+でいうと「虐殺器官」は非常に面白かったです。ただ、あれの流血やや人体損壊は必要な小道具というか、スパイスじゃないですか、戦争をより面白く見せるための。

だから、ホラー映画でR15+はもうあまり期待してないんですよ。

でもまあ暇だし?

せっかくの「屋敷女」のリメイクだし?見るかー。

ネタバレがあります。(うろ覚えだけどね)

ハサミの用途を考えろ!!そりゃリメイクだが、一回でいいから刃物で人間の一部を(床とか壁に)釘付けにしろ!何のための刃物だ!お前はそれでホラーか?

いや、ドキドキ感はありますよ。いつハサミでざっくりいくかな、いつ眼球のあたりに包丁突き刺すかな?って、もう緊張感の連続。ついで肩透かしの連続。いや、顔面だったら目を指してとどめだろとか。顔面に火傷は再現されてて、律儀だねって思ったけど。

 

あと、主人公:被襲撃者が生き残るんかい!いや、殺しとけよ!不快だなあ。なに、いい話にしてるの?

というわけで、原作見るか迷ってる人は、確実に原作を見たくなるから、見るといいのでは?と思いました。